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第2回「川西の歴史探訪」を訪れて



 2011年5月14日(土)五月晴れの良き日、第2回「川西の歴史探訪」が川西市郷土館内アトリエ平通前、東屋と中庭を中心に旧平安邸・旧平賀邸・ミューゼ・レスポワ−ル美術館周辺にて開催されました。市内近郊や近隣都市から川西北部の古い歴史や薫り高い文化を訪ね600名を超す多数の人々が訪れました。
 平成22年(2010年)2月にオープンしました、「アトリエ平通」は川西ゆかりの故.平通武男画伯の愛した川西市花屋敷のアトリエを再現しました。尚、郷土館内の最奥にはモダンな美術館(ミュ−ゼ・レスポワール)は川西にご縁の深い青木大乗・.平通武男両画伯の作品が常時展示され「花水木コンサート」など多彩な行事が年間を通じ開催されております。また平賀博士の胸像が迎える旧平賀邸は大正中期に建てられたイギリスの典型的なカントリーハウスの雰囲気が漂う洋館を平成2年(1990年)に川西市小戸より移築しました。旧平安邸は大正時代の贅と粋を尽くした和風建築であります。川西市郷土館はこの旧平安邸を母体に昭和63年(1988年)に開館されました。平安家はこの地での多田銀銅山、最後の精錬所として昭和の初期まで操業されました。館内には平安精錬所跡小屋を再現、真吹炉や採掘道具など貴重な資料が展示されております。
 川西多田地区は千年以上の歴史を誇る清和源氏の発祥地とし、また山下・下財地区は、安土・桃山時代に豊臣秀吉が多田銀銅山の採掘に注力し、最盛期を迎え江戸時代は幕府天領とし代官を置き、昭和の初期まで栄えました。このような、多田銀銅山山系の精錬所の中心基地、山下・下財の歴史と遺産は多田地区の多田神社と並び貴重な川西の観光資源として今、再び脚光を浴びようとしております。
 当日は様々なイベントが郷土館敷地周辺で開催され、東谷商業会協賛の縁日には山下名物「いちじくわらびもち」・「山下のあんぱん」や「屯食弁当」は大好評で早々に完売となりました。つつじが咲き誇り芝生の緑、鮮やかな庭園には楽しい縁日があり、平安邸ではハンドベル演奏や絵本のよみ語りが子供たちを集め、ミューゼ・レスポワール美術館では能勢電鉄と川西の懐かしい時代の写真展も人気があり、アトリエ平通では絵画教室も好評で、大変楽しい有意義な「第2回川西の歴史探訪」となりました。そして一昨年より全国的となりました川西市の人気マスコットまちキャラの「きんたくん」のぬいぐるみを着た市職員も汗だくになり大奮闘でした。
 尚、市内各地へ楽しい賑わいづくりや「きんたくん」の啓発PRの一翼を担う強い使命感と川西愛に燃えた若獅子「きんたくんスピリッツ」チームの活躍は、市内観光イベント・スポーツイベント・市民まつり等に積極的に参加されPR活動や地域の人々との交流にも一役買っておられます。今回は千年の悠久の歴史を経た多田源氏の里から吉祥祈願をこめ、幸運を呼ぶ「きんたくんキャラクターグッズ」をならべ、東日本復興義援募金も兼ねてのご協力でした。
 次回も市民の皆様、多数お誘い合わせ頂き「〜千年の悠久の歴史とロマン息づく川西市〜」を探るわくわくドキドキの体験を求め川西市郷土館へ是非お越し下さいませ。(寄稿:東 孝司)
▲川西市郷土館入口 ▲きんくんグッズ販売で川西を元気に・・・「きんたくんスピリッツ」のクレハ綿業さん
▲この日限りの山下あんパン ▲山下あんパンにご満悦の川西市市民生活部の多田部長さん ▲大阪青山短大の皆様は、川西の旬の食材を使ったお弁当を販売
▲大正の雰囲気の洋館「平賀邸」 ▲アトリエ平通 ▲きんたくんは、子どもたちに大人気

 川西久代商店会
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